【バックオフィスの独り言】紙製ファイルの使い心地について
Column by jojo
こんにちは
artifataバックオフィスのJojoです。
今日は下記の2つについてつぶやいていきたいと思います。
・SDGsについて
・紙ファイルのレビュー
SDGsについて
世間ではSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)が数年前から特に注目され始めたように感じます。
実際は、”2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標”として国連サミットで2015年9月にはすでに採択されていた17のゴール・169のターゲットから構成された目標なのですが、私自身が意識し始めたのは5年ほど前だと思います。
きっかけとなったのは大学の教授が見せてくれた一つの短編映画でした。
海鳥が群れて暮らす島で、親鳥たちは海に飛び立っては餌を探し、巣に帰って雛鳥に餌を与えます。
一見、よくある生物の生態を追いかける研究員たちのドキュメンタリーかと思ったのですが、
研究員たちが研究していたことは海鳥の生態ではなく、ちゃんと餌は食べているのに次々と死んでいく雛鳥たちがなぜ死んでいくのかということでした。
研究員たちが死んでしまった雛鳥を毎日集め、胃の中のものを取り出してみると、次々にプラスチックの破片が出てきたのです。
親鳥は毎日海に浮遊しているプラスチックを餌と勘違いし、雛鳥のために集めては餌として与えていました。
結果、雛鳥の胃袋はプラスチックを消化できずプラスチックの破片がパンパンに溜まり続け死んでしまったのでした。
あまりの虚しさと罪悪感に心が苦しくなったのを今でも覚えています。
私はこの映画で環境汚染について深く考えさせられ、プラスチックはゼロにしていかなければならないと感じました。
今は徐々にですが、確実にプラスチック製品の購入・廃棄を減らし、ゼロプラスチックに向け日々行動しています。
そもそもなぜプラスチック製品が環境に悪いのかということですが、
簡単にいうと、
・自然界で分解されないから
・地球温暖化につながるから
です。
プラスチックは炭素と水素からできている有機物で、これを分解する微生物が自然界に存在しないため地球上に残り続けます。
それは海にながれ、上記の映画の海鳥たちと同じように海洋生物を死に至らしめたり、陸で燃やすにしてもプラスチック廃棄量は日本だけで約824万トン(2021年調査)にもなるので、石油を原料とするプラスチックが燃えて生じる二酸化炭素は、地球温暖化の原因になると考えられています。
日本のプラスチック廃棄量は2021年の時点で約824万トンとお話ししましたが、
これは日本の1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量で計算すると、米国に次いで世界で2番目に多いのです。(2020年調査)
最先端の技術があり、犯罪が少なく、街は綺麗で人々は礼儀正しい美しい国と言われる日本ですが、環境汚染をはじめSDGsにはかなり遅れをとっていると言わざるを得ません。
選挙ではありませんが、一人一人の意識とちょっとした行動が、本当に世界を変えていくと信じています。
ということで、先日私はオフィスのクリアファイル問題を解決することにしました。
紙製ファイルのレビュー
アルティファータでもSDGsの一環として将来的にプラスチックをゼロにしていきたいという目標があります。
そこで私がまず解決したいと思ったことがクリアファイル問題。
とても便利で使いやすいけど、プラスチックだしもう使いたくない。
できれば再利用したいけれど取引先の企業様には常に新しいクリアファイルでお渡ししないと失礼だし、、、
と悩んでいたときに見つけたのが紙製のファイル(ペーパーホルダー)。
あるんだ?!と見つけた時に思いました。
今まで思いつかなかったのが不思議なくらいです。
今回オフィスが購入した紙製ファイルがこちら
今村紙工さんの『ペーパーホルダーA4 200枚入(50枚入×4)PAPF-A4 FSC認証』です。
今回はアスクルさんで購入しました。
メリットは、
まずエコであるということ。
1枚 約12.7円でクリアファイルと比べてそこまで高くありませんでした。
紙もしっかりしていてかなり良いです。
ペンで表紙にメモができるのもポイント。
デメリットは、
資料を挟む時の滑りやすさがクリアファイルと比べるとやはり劣ります。しかし私はそこまで気になりませんでした。
クリアファイルと違い透明度がないので挟まっている中の資料が何かすぐにわからないことは不便ですが、表紙にペンでタイトルをつけておけば解決できることかなと思っています。
結論
クリアファイルの代替えに十分なる。
今後も使い続けていきたい。
です。
SDGsを目指している方、目指していることをアピールしたいという思惑がある方におすすめの商品をレビューしてみました。
半透明の紙製ファイルもあるようなのでそちらもぜひチェックしてみてくださいね。
以上バックオフィスの独り言でした。
See you next time 🙂