とくべつなことはしなくてOK!気をつけるだけで変わる美髪習慣
Column by 寺嶋 智浩
突然ですがいまこの記事を読んでるみなさんは、お家でどのようにヘアケアをしていますか?
こんにちは!
実はヘアケアソムリエの資格を持つartifata明治神宮前店 副店長の寺嶋です。
みなさんは普段お家でどのようにヘアケアをしてますか?
ヘアケアというと高級なトリートメントやヘアオイルを使うことだと考える方は多いのではないでしょうか?
もちろん、自分の髪質や地肌環境に合わせたものをセレクトすることは重要です。
でも、いまお家にあるものを変えずに効果を最大限に発揮させられたらいまあるお悩みは改善されるかもしれないとしたらどうでしょう?
実際に・・・・
僕のお客様は上の写真のようなハイトーンカラーをご希望される方も多く、綺麗なハイトーンカラーをより長く楽しんでいただくためにホームケアもしっかりお願いしているのですが
これからご紹介する方法を試してもらったら周りから「髪綺麗になったね!トリートメント何使ってるの?」と
変えてもないのに聞かれたそうなんです。
blog【絶対ほめられるハイトーンカラー】も良かったら読んでください!
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実際に1ヶ月半ぶりにご来店されたそのお客様の髪の毛はかなり理想的な状態でした!
それくらい日々のコツコツケアって大切なんだなと、僕自身改めて実感したので今回はそれらの方法をシェアしますね。
1. シャンプー前にブラッシングをする
ブラッシングは地肌の汚れを浮かして、絡まった髪をほどいたり抜けたまま他の髪に絡まっている毛を落としやすくしてくれる効果があります。
また、地肌の血行も良くしてくれるので頭皮の引き締め効果も期待できます。
ブラッシングにおすすめなのはAVEDAのパドルブラシです。
クッション性のあるブラシで地肌に歯を当てながらブラッシングすると絶妙なタッチ感が病みつきになっちゃいます。
2. シャワーの温度はややぬるめがおすすめ◎
熱めのお湯のほうがサッパリした感があって好きな方も多いかもしれませんが
あまり熱すぎると必要以上に地肌の油分を取り過ぎてしまうので気持ちぬるめくらい(38℃前後)がおすすめです。
3. 予洗い、すすぎは想像の3倍丁寧にする
髪の汚れの7割はお湯で落ちると言われています。
予洗いを丁寧にすることで少量のシャンプーでモコモコの泡が立ちます。
すすぎはシャンプーがついていた時間の2倍くらいかけて満遍なくしっかりすすぎましょう。
4. お風呂上がりはタオルドライをしっかりする
ドライヤーの時間が嫌いでついついほったらかしにして、半乾きになってからドライヤーするっていう方。
お客様とお話していても結構多いパターンなんですがこれも美髪から遠ざかってしまう要因のひとつなんです。
これは髪のキューティクル(CMでよく見る鱗みたいなやつ)が自然乾燥だと綺麗に閉じないからです。
自動車のドアが半ドアになった時を想像するとわかりやすいかもしれませんね。
ドライヤーを使って乾かすと熱と風の力でこのドアをしっかり閉めることができるため乾きあがりが綺麗になるんです。
ドライヤーの時間を短くしたいのであれば半乾きになるのを待つのではなく、お風呂から上がったらそのタイミングでしっかり水分を取り切ることです。
優しく、でもしっかりとタオルで水分を拭き取りましょう。
途中でかるく櫛を通すと水分が毛先に溜まり拭き取りやすくなります。
5. ドライヤーの前にヘアオイル(ヘアミルク)をつける
ドライヤーの前にヘアオイルやミルクをつけることで髪を熱から守り必要な水分を閉じ込めることができ、乾きすぎるのを防いでくれます。
6. お出かけ前にヘアオイルを1、2プッシュつける
寝る前に乾いた髪にヘアオイルをつけるのもありですが、お肌が敏感な方や寝る前には何もつけたくない方も多いと思います。
そんな場合はお出かけ前にヘアオイルをつけましょう。
そうすることで日常生活での摩擦から髪を守ったり、種類によっては紫外線や花粉から髪を守ってくれる効果があったり見た目のツヤ感も増してくれるのでおすすめです。
いかがでしたか?
日常の生活の中でもほんの少し意識を変えるだけでできるヘアケアがこんなにたくさんあるんです。
憧れの美髪への近道は毎日の小さな積み重ねからということですね。
ぜひ今晩から意識して一緒に美髪を手に入れましょう!!
Stylist 寺嶋 智浩